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【2026年9月】住民票をコンビニで取る|マイナンバーカード7手順

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【2026年9月】住民票をコンビニで取る|マイナンバーカード7手順

この記事の要点

  • 住民票の写し、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍証明書などは、マイナンバーカードがあれば、コンビニのマルチコピー機(キオスク端末)で取れます。利用できるのは毎日6時30分から23時までです(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。
  • 必要なのは「お住まいの市区町村がコンビニ交付をしていること」と「マイナンバーカードを持っていること」の2つです(地方公共団体情報システム機構「サービスご利用前の準備」)。
  • 本人確認には、カードを受け取ったときに決めた4桁の数字の暗証番号(利用者証明用電子証明書の暗証番号)を使います(総務省「マイナンバーカード」)。
  • 手数料は市区町村によって違います。出かける前に、お住まいの市区町村のホームページで額を確かめておきます。
  • 印刷がきれいでなかったときは、持ち帰らずにその場で店員さんに言えば、証明書に無効印を押したうえで返金してもらえます。

この記事の対象:役所の窓口が閉まっている時間や休みの日に、住民票や印鑑証明が急に必要になった60代から80代の方と、「お母さんの住民票、コンビニで取れるって本当?」と聞かれた30代から50代のご家族です。

今日やること:①お住まいの市区町村がコンビニ交付をしているか確かめる ②マイナンバーカードと4桁の暗証番号を手元にそろえる ③近くのコンビニで「行政サービス」のボタンを押す。この3つで十分です。

なお、この記事はコンビニ交付のしくみと機械の操作を、公的な案内にそって説明したものです。取れる証明書の種類、手数料、記載できる項目は市区町村ごとに違います。最終的には、お住まいの市区町村のホームページや窓口でご確認ください。

1. 2026年9月時点の結論|カードと4桁の暗証番号があれば毎日6時30分から23時まで取れる

「コンビニ交付」とは、市区町村が発行する証明書を、コンビニなどに置いてあるマルチコピー機で受け取れるサービスです。運営しているのは、地方公共団体情報システム機構(J-LIS、ジェイリス)という、マイナンバーカードの発行も担っている公的な組織です。

使える時間は毎日6時30分から23時まで

J-LISの案内では、店舗でコンビニ交付を利用できるのは「毎日、6時30分から23時まで」です(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。役所の窓口は平日の昼間しか開いていませんが、コンビニなら朝早くでも夜でも、土日でも取れます。

ただし、市区町村によっては、戸籍証明書などでサービスの時間が違うことがあります。また、市区町村がメンテナンスなどで一時的にサービスを止める日もあります。急ぎのときは、出かける前に市区町村のホームページを一度見ておくと安心です。

使える店は全国に約56,000店舗

利用できるコンビニなどの店舗数は、全国で約56,000店舗です(2025年3月末現在、地方公共団体情報システム機構「利用できる店舗情報」)。セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマートは全国で対応しています。イオンやイトーヨーカドーなど、コンビニ以外の店に置いてある機械でも使える場合があります。

ただし、マルチコピー機が置いていない店や、置く準備中の店では使えません。近所の店に機械があるかどうかは、一度お店で見ておくのが確実です。

住基カードは使えなくなりました

以前の「住民基本台帳カード(住基カード)」を使ったコンビニ交付は、2025年12月24日をもって終わっています(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 ホーム」)。いま使えるのは、マイナンバーカードか、マイナンバーカードの機能を入れたスマートフォンだけです。

2. コンビニで取れる証明書と、取れないもの

「住民票が取れる」とよく言われますが、実際にはもう少し種類があります。一方で、何でも取れるわけではありません。

お住まいの市区町村では住民票の写し・住民票記載事項証明書・印鑑登録証明書・各種税証明書・戸籍証明書・戸籍の附票の写しの6種類、本籍地の市区町村では戸籍証明書と戸籍の附票の写しが本籍地への利用登録申請のうえで取れることを左右の列で示した図
図解1|コンビニで取れる証明書

お住まいの市区町村で取れる6種類

J-LISの案内では、お住まいの市区町村で交付されている証明書のうち、次の6つがコンビニで取れるとされています(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。

証明書 よく使う場面
住民票の写し 銀行、保険、相続、免許の住所変更など
住民票記載事項証明書 勤め先や年金の手続きで「住所と氏名だけの証明」を求められたとき
印鑑登録証明書 不動産や車の契約、遺産分割の書類など
各種税証明書 所得証明や課税証明が要るとき
戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書) 相続、年金、パスポートなど
戸籍の附票の写し 住所の移り変わりを証明するとき

昔の言い方の「戸籍謄本」は「戸籍全部事項証明書」、「戸籍抄本」は「戸籍個人事項証明書」を選びます。機械の画面には新しい名前で出るので、この対応を覚えておくと迷いません。

本籍地が別の市区町村にあるときの戸籍

住んでいる市区町村と本籍地の市区町村が違う方は、戸籍証明書と戸籍の附票の写しだけ、扱いが変わります。本籍地の市区町村がコンビニ交付をしていることに加えて、あらかじめ「本籍地への利用登録申請」をしておく必要があります(地方公共団体情報システム機構「本籍地の戸籍証明書取得方法」)。

この登録は、インターネットかコンビニの機械からできますが、マイナンバーカードを使ったときだけです。スマートフォンに入れたマイナンバーカードでは、本籍地の利用登録はできません。相続などで戸籍が必要なときは、余裕をもって登録を先に済ませておきます。

取れないもの、市区町村によって違うもの

取れる証明書の種類は、市区町村ごとに違います。たとえば、税証明書はコンビニで出していない市区町村もありますし、住民票に載せられる項目(世帯全員か本人だけか、本籍や続柄を入れるかなど)も、画面に出る選択肢は市区町村ごとに変わります。J-LISも「自治体や申請する方によって内容が異なります」と説明しています(地方公共団体情報システム機構「証明書の取得方法」)。

「うちの市はこの証明書を出しているか」は、J-LISの「利用できる市区町村」のページか、市区町村のホームページで確かめます。

3. 出かける前に確かめること3つ

コンビニに着いてから「取れなかった」となると、二度手間です。家を出る前に、次の3つを見ておきます。3つとも大丈夫なら、そのままコンビニへ向かって構いません。

市区町村がコンビニ交付をしているか、電子証明書の有効期限(5回目の誕生日まで)、4桁の暗証番号の3つの関門を通ってからコンビニへ向かうことを示した図
図解2|出かける前に確かめること3つ

市区町村がコンビニ交付をしているか

コンビニで証明書を取るには、「お住まいの市区町村がコンビニ交付サービスを提供していること」と「ご本人がマイナンバーカードを取得していること」の2つが必要です(地方公共団体情報システム機構「サービスご利用前の準備」)。まだ始めていない市区町村もあるので、J-LISの「利用できる市区町村」のページで都道府県と市区町村を選んで調べます。

カードの電子証明書の有効期限が切れていないか

マイナンバーカード本体の有効期間は発行の日から10回目の誕生日までですが、中に入っている2つの電子証明書は、発行の日から5回目の誕生日までです(総務省「マイナンバーカード」)。コンビニ交付で本人確認に使うのは、このうちの「利用者証明用電子証明書」です。

期限はカードの表面、「電子証明書の有効期限」の欄に書いてあります。切れていると、カードは手元にあってもコンビニでは使えません。期限が近い方や切れてしまった方は、先に マイナンバーカード更新のやり方 の記事を見て、市区町村の窓口で更新しておきます。

4桁の暗証番号を思い出せるか

コンビニで入れる暗証番号は、カードを受け取ったときに決めた「4桁の数字」です。総務省の案内では、利用者証明用電子証明書の暗証番号は「4桁の数字」で、署名用電子証明書の暗証番号(6から16桁の英数字)とは別のものです(総務省「マイナンバーカード」)。

多くの方は、受け取りのときに4桁を1種類で統一しています。「たしか、あの数字」と思い当たるなら、それで大丈夫なことが多いです。ただし、暗証番号を決められた回数以上間違えるとカードにロックがかかる仕組みなので、自信がない番号を何度も試すのは避けます。思い出せないときの対処は、手順のあとの「うまくいかないとき」の節にまとめました。

4. 持ち物|マイナンバーカード・4桁の暗証番号・手数料

持っていくもの

J-LISの案内では、店に持っていくものは「マイナンバーカードと市区町村毎に決められた交付手数料」です(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。これに、頭の中の4桁の暗証番号を足せば、持ち物はそろいます。

手数料の払い方

手数料は、機械についているお金の投入口(コインベンダ)に現金で入れます。額は市区町村により異なるので、この記事では金額を書きません。お住まいの市区町村のホームページで「コンビニ交付 手数料」を探すと載っています。窓口より安く設定している市区町村もありますが、それも市区町村ごとの判断です。

使えないもの

なお、通知カード(紙のカード)や、マイナンバーが書かれた住民票では、コンビニ交付は使えません。使えるのはICチップの入ったマイナンバーカード本体、またはカードの機能を入れたスマートフォンだけです。

5. コンビニで取る7手順

ここからが本番です。J-LISが公開している「住民票の写しを取る場合」の画面の流れを、シニアの方が迷いやすいところで区切って、7つの手順にまとめました(地方公共団体情報システム機構「証明書の取得方法」)。機械の種類によって画面の言葉が少し違いますが、順番は同じです。

行政サービスを押す、カードを置く、4桁の暗証番号を入れる、カードを外してしまう、証明書の種類・内容・部数を選ぶ、お金を入れる、証明書と領収書を取る、の7手順を左から右へ並べた流れ図
図解3|コンビニで取る7手順

手順1|画面の「行政サービス」を押す

マルチコピー機の画面に出ている「行政サービス」のボタンを押すと、コンビニ交付が始まります。コピーやプリントのボタンと並んでいるので、見つからないときは画面全体を見渡してください。押したあと、利用上の同意事項が出るので「同意する」を選びます。

続けて「証明書の交付」「証明書交付サービス」の順に選びます。店によっては、最初の画面が出ずにいきなり証明書のメニューになることもあります。

手順2|使うものを選び、カードを置く

「カード・デバイス選択」の画面で、マイナンバーカードを使うのか、スマートフォンを使うのかを選びます。次に、機械の決まった場所にあるカード置場に、マイナンバーカードを置きます。機械が、そのカードがコンビニ交付で使えるかどうかを確かめます。

置く場所は機械ごとに違い、画面に絵で案内が出ます。カードは裏返さず、画面の指示どおりの向きで置きます。

手順3|市区町村を選び、4桁の暗証番号を入れる

「証明書交付市区町村の選択」で、「お住まいの市区町村の証明書」を選びます。本籍地の戸籍を取りたい方は、ここで本籍地のほうを選びます。

次に、マイナンバーカードの交付時に決めた暗証番号を入れて、本人確認をします。ここで使うのが4桁の数字です。画面のテンキーを、1つずつゆっくり押します。

手順4|カードを外して、しまう

暗証番号が通ると、「カード取り外し」の画面になります。ここで、カードを機械から外して、必ず財布やケースにしまってください。J-LISの案内にも「この操作以降、マイナンバーカードは使いませんので、お忘れにならないよう、各自で保管してください」と書かれています。

コンビニ交付で一番多い失敗が、このカードの置き忘れです。「暗証番号が通ったら、まずカードをしまう」と決めておきます。

手順5|証明書の種類・内容・部数を選ぶ

「証明書の種別選択」で、お住まいの市区町村で取れる証明書の一覧が出ます。ここで「住民票の写し」などを選びます。続けて、交付の種類(世帯全員か本人だけかなど)と、記載する項目の有無(本籍や続柄を載せるかなど)を選び、必要な部数を入れます。

提出先から「本籍入り」「世帯全員分」などと指定されているときは、その紙を持っていって、画面を見ながら合わせます。迷ったら、提出先に電話で聞いてから取るほうが、取り直しの手数料がかかりません。

手順6|内容を確かめて、お金を入れる

「発行内容確認」の画面で、これまで選んだ内容が一覧で出ます。間違いがあれば、その項目の画面まで戻って直せます。問題がなければ、必要部数分の手数料を、お金の投入口に入れます。入れると印刷が始まります。

手順7|証明書と領収書を取る、取り忘れがないか見る

証明書が部数分印刷されます。印刷が終わると、取り忘れを防ぐための音声案内が流れ続けるので、証明書を取ったあとに音声を止めるボタンを押します。最後に領収書が出るので、それも取ります。

帰る前に、機械のまわりを一度見て、カード、証明書、領収書、おつりの4つが手元にあることを確かめます。

6. iPhone・Androidのスマホで取る場合

マイナンバーカードの機能をスマートフォンに入れている方は、カードの代わりにスマートフォンを機械にかざして取ることもできます。デジタル庁の案内では、「スマートフォンのマイナンバーカード」が使える場所の1つとして「コンビニでの証明書の取得」が挙げられています(デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」)。

マイナンバーカードはカード置場に置き本籍地の利用登録ができる、スマートフォンは複合機にかざすが実物のカードも持っていく、という違いを左右に分けて示した図
図解4|カードで取る場合とスマホで取る場合

iPhoneの場合

iPhoneのマイナンバーカードを使ったコンビニ交付は、2025年6月24日に始まりました(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 ホーム」)。デジタル庁の案内では、iPhoneのサイドボタンをダブルクリックしてFace ID(顔認証)で認証し、iPhoneを複合機にかざす、という使い方です(デジタル庁「iPhoneのマイナンバーカード」)。対応するのは、iOS 18.5以降を搭載したiPhone XS以降です。

iPhoneへの追加のしかたと注意点は、iPhoneのマイナンバーカード入門 の記事にまとめてあります。2026年8月25日からは、追加や設定に使うアプリが「マイナアプリ」に変わっていますが、すでに追加済みの方は、そのまま使えます。

Androidの場合

Androidの方は「スマホ用電子証明書搭載サービス」でカードの機能を入れます。使えるかどうかは、店の機械がスマートフォンに対応しているか、市区町村がスマートフォンに対応しているかの両方で決まります。J-LISの「利用できる店舗情報」の一覧と「利用できる市区町村」のページで、それぞれの「スマホ対応可否」を見て確かめます(地方公共団体情報システム機構「サービスご利用前の準備」)。

スマホでも、実物のカードは持っていく

デジタル庁は、iPhoneでもAndroidでも「実物のマイナンバーカードしか対応していない場合に備えて、必ず実物のマイナンバーカードもお持ちください」と案内しています(デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」)。店によってはスマートフォンに対応していない機械が置かれていることもあります。初めてのときは、カードも一緒に持っていくと、その場で切り替えられます。

違いを整理すると、カードなら「カード置場に置く」、スマートフォンなら「複合機にかざす」で、そのあとの画面の流れは同じです。本籍地の利用登録ができるのはカードだけ、という点も覚えておいてください。

7. うまくいかないときの対処|暗証番号・印刷不良・別人の証明書

失敗しても、あわてなくて大丈夫です。相談先は、困りごとの種類ごとに決まっています。

暗証番号を忘れたら市区町村の窓口、印刷がきれいでなかったらその場で店員さんに、別人の証明書が出たらマイナンバー総合フリーダイヤルへ、と困りごとごとの相談先を中心から3方向に示した図
図解5|困りごとごとの相談先

暗証番号を忘れた、ロックがかかった

4桁の暗証番号を忘れた場合や、間違えてロックがかかった場合は、住民登録のある市区町村の窓口で初期化と再設定をします(マイナンバーカード総合サイト「マイナンバーカードの暗証番号がわかりません」)。同じ案内では、電子証明書の暗証番号は、スマートフォンとコンビニの機械を使って初期化や再設定ができる場合もあるとされています。ただし、それができるのはどちらか一方の電子証明書だけで、両方の暗証番号が分からないときは市区町村での手続きが必要です。

急いでいるときほど、あてずっぽうで何度も入れたくなりますが、ロックがかかると窓口に行く手間が増えます。2回目で違ったら、その日はやめて、窓口に行く日を決めるほうが早く済みます。

印刷がきれいでなかった

J-LISの案内では、印刷状態が良くないときは、証明書を持ち帰らずに、その場でコンビニの店員さんに申し出れば、証明書に無効印を押したうえで返金してもらえます(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。無効印を押した証明書には個人情報が印刷されているので、持ち帰って自分で処分します。

いったん持ち帰ったあとに気づいた場合は、店では対応できません。その証明書を持って、発行元の市区町村の窓口に相談します。

内容が違う、別人の証明書が出た

万一、記載内容が正しくない証明書や、別人の証明書が出てしまったときは、マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178、音声案内が流れたら「1番」)か、証明書を申し込んだ市区町村に、すぐ連絡します(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。フリーダイヤルに連絡すると、オペレーターが内容を聞き取って、発行した市区町村へ連絡してくれます。

本物かどうかを提出先に聞かれた

コンビニで出る証明書はA4サイズの普通紙で、コピーすると「複写」という文字が浮かび上がるなど、偽造やすり替えを防ぐしくみが入っています(地方公共団体情報システム機構「受け取った証明書の確認」)。提出先から「コンビニで取ったものでも大丈夫か」と聞かれたら、このページを見せれば説明できます。

8. AI(人工知能)に手伝ってもらえること

ChatGPT(チャットジーピーティー)などのAIは、証明書そのものを取ってはくれませんが、出かける前の「準備」と「言葉の整理」は得意です。使うときの決まりは1つだけです。マイナンバー、暗証番号、住所、氏名、生年月日といった個人情報は、AIに入力しないことです。ここでは「AIに手伝ってもらえること」と「AIに入力しないもの」を分けて、頼み方の例をまとめます。

AIに手伝ってもらえること(提出先の指示を読み解く・機械の操作を家で予習する・市区町村のページの探し方を聞く・家族への説明文を作る)と、AIに入力しないもの(マイナンバー・暗証番号・住所、氏名、生年月日)を左右の列で示した図
図解6|AIに頼めることと、入力しないもの

提出先の指示を読み解いてもらう

「本籍・筆頭者の記載があるもの」「マイナンバーの記載がないもの」など、提出先からの指示は言い回しが難しいことがあります。そういうときは、指示の文をそのまま写して、次のように聞きます。

「住民票の写しを取るように言われました。提出先の指示は『本籍と筆頭者の記載あり、マイナンバーの記載なし、世帯全員分』です。コンビニのマルチコピー機で選ぶときに、どの項目を『あり』『なし』にすればよいか、選ぶ順番にそって教えてください。」

機械の操作を家で予習する

初めての方は、「コンビニのマルチコピー機で住民票の写しを取る操作を、画面に出る順番に、押すボタンの名前だけで説明してください」と頼むと、この記事の手順1から7と同じ流れを、短く言い直してもらえます。文字が小さくて読みにくいときは、スマホの文字サイズを大きくする設定 を先にしておくと楽です。

市区町村のページの探し方を聞く

「〇〇市 コンビニ交付 手数料」のような検索の言葉を作ってもらうのも、AIの使いどころです。ただし、手数料の額や取れる証明書の種類そのものは、AIの答えをうのみにせず、市区町村の公式ページで必ず確かめます。AIは古い情報を答えることがあるからです。

家族への説明文を作る

離れて暮らす親に「コンビニで取れるよ」と伝えるときは、「80代の母に、マイナンバーカードでコンビニの機械から住民票を取る手順を、LINEで送る文として、5行以内でやさしく書いてください」と頼むと、そのまま送れる文になります。実際の暗証番号は、LINEにもAIにも書かないでください。

9. まとめ

  • コンビニ交付は、マイナンバーカードと4桁の暗証番号があれば、毎日6時30分から23時まで、全国約56,000店舗で使えます。
  • 取れるのは、住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍証明書、戸籍の附票の写しの6種類で、実際の種類と手数料は市区町村ごとに違います。
  • 出かける前に、市区町村がコンビニ交付をしているか、電子証明書の有効期限、4桁の暗証番号の3つを確かめます。
  • 機械では「行政サービス」を押し、カードを置き、暗証番号を入れたら、まずカードをしまいます。
  • 印刷が悪ければその場で店員さんに、内容が違えばマイナンバー総合フリーダイヤルか市区町村に、暗証番号を忘れたら市区町村の窓口に相談します。

よくある質問

Q. マイナンバーカードを持っていれば、どこの市区町村でもコンビニで住民票が取れますか?

いいえ。お住まいの市区町村がコンビニ交付サービスを提供している必要があります(地方公共団体情報システム機構「サービスご利用前の準備」)。J-LISの「利用できる市区町村」のページで、都道府県と市区町村を選んで確かめてください。

Q. 何時から何時まで取れますか?土日も使えますか?

毎日、6時30分から23時まで利用できます(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。土日や祝日も使えますが、市区町村によっては戸籍証明書の時間が違うことや、メンテナンスで止まる日があります。

Q. 暗証番号はどれを入れますか?

カードを受け取ったときに決めた「4桁の数字」です。総務省の案内では、コンビニ交付で本人確認に使う利用者証明用電子証明書の暗証番号は4桁の数字で、e-Taxなどで使う署名用電子証明書の暗証番号(6から16桁の英数字)とは別のものです(総務省「マイナンバーカード」)。

Q. 暗証番号を忘れました。コンビニで再設定できますか?

基本は、住民登録のある市区町村の窓口で初期化と再設定をします(マイナンバーカード総合サイト「マイナンバーカードの暗証番号がわかりません」)。スマートフォンとコンビニの機械で初期化できる場合もありますが、できるのはどちらか一方の電子証明書だけで、両方分からないときは市区町村の手続きが必要です。

Q. 手数料はいくらですか?

市区町村により異なります(地方公共団体情報システム機構「コンビニ交付 よくある質問(住民の方向け)」)。お住まいの市区町村のホームページを見るか、窓口に問い合わせてください。支払いは、機械のお金の投入口に現金で入れます。

Q. 本籍地が今住んでいる市とは別です。戸籍謄本は取れますか?

本籍地の市区町村がコンビニ交付をしていて、かつ、あらかじめ本籍地への利用登録申請を済ませていれば取れます(地方公共団体情報システム機構「本籍地の戸籍証明書取得方法」)。この登録はマイナンバーカードでしかできず、スマートフォンに入れたカードでは申請できません。画面では「戸籍全部事項証明書」を選びます。

Q. コンビニで取った住民票は、役所の窓口で取ったものと同じように使えますか?

コンビニで発行される証明書はA4サイズの普通紙で、コピーすると「複写」の文字が浮かび上がるなどの偽造防止のしくみが入っています(地方公共団体情報システム機構「受け取った証明書の確認」)。様式は市区町村が指定したものです。提出先で不安があれば、このページを見せて説明できます。

Q. スマートフォンだけでも取れますか?

iPhoneのマイナンバーカードや、Androidのスマホ用電子証明書を入れていれば、対応している店と市区町村では取れます(デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」)。ただし、デジタル庁は実物のカードも持っていくよう案内しています。

参考・出典

家族・法人向けのAI活用も確認できます

シニア向けAI活用を家族や地域で広げる場合は、Uravationの生成AI研修・導入支援や、法人向けAI活用記事もあわせて確認してください。