結論:お孫さんの運動会・発表会・お祝いの「言葉」と「思い出の整理」は、ChatGPT(チャットジーピーティー=文章づくりが得意なAI)に相談しながら、ゆっくり楽しんで準備できます。
- 応援メッセージ・お祝いの言葉のたたき台を作ってもらい、自分の気持ちで手直しする
- 写真や動画の整理、アルバムのタイトルづけを手伝ってもらう
- ビデオ通話やお祝い(のし書き・相場の考え方)の準備メモを一緒に作る
この記事の対象:お孫さんの成長を見守るのが楽しみな60〜80代の方と、そのお手伝いをするご家族(30〜50代)。
今日やること:まずは「運動会のお孫さんへ、ひと言応援メッセージを考えて」とChatGPTに話しかけてみましょう。
運動会のかけっこ、発表会の歌、七五三の晴れ着。お孫さんの「がんばっている姿」を見るのは、なにものにもかえがたい楽しみですよね。わたしがふだんシニアの方とスマホを一緒にさわっていても、「孫の行事」の話になると、みなさんの表情がぱっと明るくなります。
でも、いざ応援メッセージを書こうとすると「気のきいた言葉が出てこない」、撮った写真がスマホにたまっていく一方で「どこに何があるのか分からない」——そんな小さな困りごとが、せっかくの楽しみに少しだけ影をおとすこともあります。
そこで頼りになるのが ChatGPT です。ChatGPTは「言葉づくり」と「整理」がとても得意な、無料でも使えるAI(人工知能=コンピューターが人のように考えてくれる仕組み)です。むずかしい操作はいりません。お孫さんへの気持ちを、いつもの話し言葉で伝えるだけ。今日は、お孫さんの行事と成長の記録を、ChatGPTといっしょに楽しむ方法を、会話例つきでゆっくりご紹介します。

はじめに知っておきたい3つの安心ルール
楽しく使うために、最初に大切なことだけお伝えします。ここだけは、ぜひ覚えておいてください。
- お孫さんの写真・名前・住所・学校名はAIに入れない。とくにお子さん(未成年)の情報は守ってあげたいものです。ChatGPTには「小学2年生の孫」「運動会で走る孫」のように、ぼかした言い方で相談すれば十分です。
- AIが作った言葉は、必ず自分の気持ちで手直しする。ChatGPTはあくまで「下書きを手伝う係」。最後はおじいちゃん・おばあちゃんの言葉にしてこそ、お孫さんの心に届きます。
- お祝いの金額やマナーは、地域やご家庭で差がある。ChatGPTの答えは「だいたいの目安」として参考にし、最終的にはご家族(お孫さんの親)と相談して決めましょう。
このルールさえ守れば、あとは気軽に楽しんで大丈夫です。AIは「言葉と整理のお手伝い役」、主役はいつもあなたとお孫さんです。
運動会・発表会の「応援メッセージ」をChatGPTで作る
お孫さんに「がんばってね」と伝えたいとき、ひと言だけだと少しさみしい。でも長く書こうとすると手がとまる。そんなときこそChatGPTの出番です。気持ちのかけらをいくつか伝えれば、やさしい言葉にまとめてくれます。
会話例(運動会の応援):
あなた:小学2年生の孫が、今度の運動会でかけっこに出ます。去年は転んで泣いてしまったので、今年はそれを乗りこえてほしい。おじいちゃんからの短い応援メッセージを、やさしい言葉で3つ考えてください。50文字くらいでお願いします。
こう伝えると、ChatGPTは雰囲気のちがう案を3つほど出してくれます。その中から「これだ」と思うものを選び、お孫さんの呼び名を入れたり、ひと言足したりして、あなたの言葉に仕上げましょう。
発表会・お遊戯会のときの会話例:
あなた:孫が幼稚園の発表会で、はじめてピアノを弾きます。緊張しやすい子なので、リラックスできるような、あたたかい応援の言葉を考えてください。当日の朝に手わたすメモにしたいです。
「当日の朝にわたすメモ」「電話で読み上げる用」など、どんな場面で使うかを伝えると、ぴったりの長さ・言い回しにしてくれます。これがChatGPTの便利なところです。
七五三・入学・卒業など「節目のお祝いの言葉」を整える
七五三、入園・入学、卒園・卒業。人生の節目には、ちゃんとした言葉を贈りたくなりますよね。でも「お祝いの定型文」はかしこまりすぎて、自分の気持ちとずれてしまうことも。ChatGPTなら、あなたらしい言葉に近づけてくれます。
会話例(入学のお祝いカード):
あなた:孫が小学校に入学します。お祝いカードに書く短い文章を考えてください。「これからたくさんの友だちができますように」という気持ちを入れて、子どもが読んでも分かるやさしい言葉で、80文字くらいでお願いします。
ポイントは「入れたい気持ち」をひとつ伝えることです。「健康を願う」「努力をほめる」「いつでも応援している」など、あなたが一番伝えたいことを言えば、その軸で文章を作ってくれます。
七五三のように、写真撮影やお参りの予定がからむ行事では、こんな相談もできます。
あなた:孫の七五三のお祝いに、家族で集まります。当日に向けて、おじいちゃん・おばあちゃんとして準備しておくと喜ばれそうなことを、リストにしてください。
気がきく準備のヒントをいくつか出してくれるので、その中からできそうなものを選べば大丈夫です。無理のない範囲で楽しみましょう。
撮った写真・動画を「思い出のアルバム」に整理する
行事のたびに写真や動画が増えていくのは、うれしい悩みです。でもスマホの中でバラバラになると、見返すのがおっくうになってしまいます。ChatGPTは「整理のしかた」や「アルバムのタイトルづけ」を手伝ってくれます。
※ここで大切なのは、写真そのものをChatGPTに入れる必要はないということ。「どう整理したらいいか」を言葉で相談するだけで十分です。お孫さんの顔写真をアップロードしないようにしましょう。
整理を進める手順は、次のようにするとスムーズです。
- スマホの写真アプリを開き、「アルバム」を新しく作る(多くのスマホで「+」や「新規アルバム」のボタンがあります)
- 行事ごとに名前をつける(例:「運動会2026」「発表会2026」)
- その行事の写真を、作ったアルバムに入れていく
- うまくいかないときは、ChatGPTに「○○というスマホで、新しいアルバムを作る手順を、やさしく教えて」と聞く
- 1年分たまったら、ChatGPTに「思い出のアルバムにつける、すてきなタイトルを5つ考えて」と相談する
会話例(アルバムのタイトルづけ):
あなた:この1年で、孫の運動会・発表会・お正月の写真がたまりました。それをまとめたアルバムに、あたたかい感じのタイトルを5つ考えてください。短めでお願いします。
写真の整理そのものについては、シニアの写真整理|ChatGPT7工夫で思い出アルバムでも、もっとくわしいコツをご紹介しています。あわせてご覧ください。
遠くに住む孫との「ビデオ通話・メッセージ」を準備する
遠方のお孫さんと、ビデオ通話(スマホの画面で顔を見ながら話すこと)で行事の報告を聞くのは、とても楽しいひとときです。でも、いざ通話が始まると「何を話そう」と迷うこともありますよね。ChatGPTで、話題メモを用意しておくと安心です。
会話例(ビデオ通話の話題づくり):
あなた:来週、遠くに住む小学生の孫とビデオ通話をします。運動会のことを聞きたいのですが、子どもが楽しく話せるような質問を、5つくらい考えてください。
「かけっこは何位だった?」「いちばんドキドキしたのはどこ?」のように、お孫さんが答えやすい質問を用意してくれます。質問メモを手元に置いておけば、会話がはずみます。
ビデオ通話そのものの始め方や準備については、孫とのビデオ通話をChatGPTで準備|話題メモと写真共有のコツでくわしく解説しています。通話に不安がある方は、まずこちらを読んでみてください。
お祝い(金額の考え方・のし書き・カード文例)を相談する
入学祝いやお年玉、七五三のお祝い。「いくらくらいが良いのか」「のし袋にはどう書くのか」と、毎回少し迷うものです。ChatGPTは、こうしたマナーの「考え方」を整理する手伝いをしてくれます。
ただし、お祝いの金額には地域やご家庭で大きな差があります。ChatGPTの答えはあくまで「一般的な目安」。最終的には、お孫さんの親御さん(あなたのお子さん)と相談して決めるのが一番です。AIに決めてもらうのではなく、家族で話すきっかけとして使いましょう。
会話例(お祝いの考え方を整理):
あなた:孫の小学校入学のお祝いを考えています。金額を決めるときに、どんなことを考えればよいか、整理のしかたを教えてください。地域や家庭で差があることも前提にしてください。
のし袋の表書き(「御入学祝」など、どう書くか)も相談できます。
あなた:入学祝いを贈るときの、のし袋の表書きはどう書けばよいですか。書き方のポイントもやさしく教えてください。
お祝いに添えるカードの文例も、先ほどの「お祝いの言葉」と同じように作ってもらえます。マナーは目安としつつ、言葉には自分の気持ちをこめる——これが、いちばん喜ばれるお祝いです。お孫さんへの贈り物選び全般は、孫へのプレゼント選びをChatGPTで|年齢別おすすめと予算相談も参考になります。
成長の記録と「おじいちゃん・おばあちゃんからの言葉」を残す
お孫さんの行事は、毎年めぐってきます。その一つひとつを記録に残し、いつか手わたせたら——そんな思いをかたちにするのも、ChatGPTが手伝ってくれます。
たとえば、行事のたびに「ひと言メモ」を残しておくのです。ChatGPTに、つけ方の型を作ってもらいましょう。
あなた:孫の行事のたびに、その日の様子と私の気持ちを短く書き残しておきたいです。毎回同じ形で書けるように、書き出しの型(テンプレート)を作ってください。
「日付・行事の名前・がんばったこと・おじいちゃんからのひと言」のような、やさしい型を作ってくれます。これに沿って書きためれば、何年か先に「成長の記録ノート」になります。
節目には、お孫さんへの手紙にまとめるのもおすすめです。手紙の作り方は、孫への手紙をChatGPTで5分で作るテンプレ|誕生日・入学・卒業・お祝いでくわしくご紹介しています。記録したメモを手紙の材料にすれば、より気持ちのこもった一通になります。
やりがちな失敗と、その直し方
最後に、わたしがよく見かける「もったいない使い方」を、直し方とあわせてご紹介します。どれもちょっとしたことなので、肩の力をぬいて読んでください。
- ❌ お孫さんの顔写真や名前・学校名をそのままChatGPTに入れてしまう
⭕ 「小学2年生の孫」のように、ぼかして相談すれば十分です。子どもの個人情報は守ってあげましょう。 - ❌ ChatGPTが作った言葉を、そのままコピーして贈ってしまう
⭕ 必ずひと手間かけて、あなたの呼び名・思い出・気持ちを足しましょう。手直しがあってこそ、心が届きます。 - ❌ お祝いの金額をAIの答えだけで決めてしまう
⭕ 金額は目安として参考にし、お孫さんの親御さんと相談して決めましょう。家族で話すきっかけにするのが正解です。 - ❌ 一度で完ぺきな答えを出そうとして、あきらめてしまう
⭕ 「もう少し短く」「もっとやさしく」と何度でもお願いして大丈夫。会話を重ねるほど、ぴったりの言葉になります。
うまくいかないときは、お子さん・お孫さんに「これで合ってる?」と聞いてみるのも良い方法です。一緒にスマホをのぞきこむ時間も、きっと良い思い出になります。
よくある質問
Q. ChatGPTは無料で使えますか?
A. はい、基本的な機能は無料で使えます。スマホに「ChatGPT」のアプリを入れるか、ブラウザ(インターネットを見る画面)から使えます。最初の登録だけ、お子さん・お孫さんに手伝ってもらうと安心です。
Q. むずかしい言葉が出てきて分かりません。
A. ChatGPTに「もっとやさしい言葉で説明して」「小学生にも分かるように言いかえて」とお願いすれば、分かりやすく言いなおしてくれます。遠慮なく聞き返して大丈夫です。
Q. 文字を打つのが苦手です。
A. スマホのマイクのボタンを押せば、声で話しかけることもできます。キーボードを使わずに相談できるので、ぜひ試してみてください。
まとめ|お孫さんとの時間を、もっと豊かに
運動会の応援メッセージ、発表会のお祝いの言葉、写真の整理、ビデオ通話の準備、お祝いのマナー、そして成長の記録。お孫さんの行事にまつわる「ちょっとした困りごと」は、ChatGPTにやさしく相談しながら、ひとつずつ楽しんで準備できます。
大切なのは、AIに任せきりにしないこと。言葉には自分の気持ちをこめ、写真や名前は守り、お祝いは家族と相談する。この3つを忘れなければ、ChatGPTはあなたの心強い味方になります。
今日はまず、「孫の運動会へ、ひと言応援メッセージを考えて」とChatGPTに話しかけることから始めてみませんか。お孫さんの笑顔を思いうかべながら、その第一歩を楽しんでいただけたらうれしいです。
次の一歩におすすめ(今日からできる3つ)
- 「孫の運動会へ、短い応援メッセージを3つ考えて」とChatGPTに話しかけてみる
- スマホの写真を「運動会2026」など行事ごとのアルバムに分けてみる
- 孫への手紙をChatGPTで作るテンプレを読んで、節目の手紙を1通用意してみる
次回は「お孫さんと一緒に楽しむ、ChatGPTを使った遊び・学び」をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。