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【2026年最新】グーグルマップの使い方|シニアの徒歩ナビ・現在地共有入門

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【2026年最新】グーグルマップの使い方|シニアの徒歩ナビ・現在地共有入門

まず結論:スマホの「グーグルマップ(Google マップ)」を使えば、初めての場所でも、歩く道順を画面と音声で案内してもらえます。無料で、追加の機械もいりません。

  • 行き先の名前を入れて「経路(けいろ)」を押し、歩く人のマークを選ぶだけで、徒歩の道案内が始まります
  • 道順は音声でも案内してくれるので、画面をずっと見つめて歩く必要はありません
  • 「現在地の共有」を使うと、自分がいまどこにいるかを家族にだけ知らせることができ、待ち合わせや見守りに役立ちます

この記事の対象:初めての場所へ行くのが少し不安な方、「駅からの道をいつも人に聞いている」という方、離れて暮らす親御さんの外出が心配なご家族。今日やることは「自宅から近所のよく行くお店までの道を、グーグルマップで一度調べてみる」。これだけです。

シニアの方のスマホ相談にのっていると、「知らない場所に行くのがおっくうになった」というお話をよく聞きます。

「駅を出たあと、どちらに歩けばいいのか分からない」「案内の看板を探してうろうろしてしまう」「人に聞くのも、何度も聞き直すのも気がひける」——行き方の不安があると、せっかくのお出かけの誘いも断りたくなってしまいますよね。

そこで役立つのが「グーグルマップ」です。地図を見るだけのアプリと思われがちですが、本当の実力は道案内(ナビ)にあります。Googleの公式ヘルプにも、目的地までの経路を選んでナビを開始すると、曲がる場所などを音声でも案内してくれると説明されている公式機能です。

この記事では、アプリの準備から、徒歩の道案内、家族との「現在地の共有」、電波が心配な場所での備え、そしてChatGPT(チャットジーピーティー)やGemini(ジェミニ)といったAI(人工知能)に操作を教わる方法まで、7つのステップでやさしく説明します。お盆の帰省先での道歩きや、秋のお出かけの前に、ぜひ一度お試しください。

ステップ1:グーグルマップとは?地図だけでなく「道案内」ができる無料アプリ

グーグルマップは、Googleが提供している地図のアプリです。アプリは無料で、かかるのはふだんのスマホと同じデータ通信量(ギガ)だけです。

どんな困りごとに役立つのか、代表的な場面をまとめました。

困りごと グーグルマップでできること
初めての場所への行き方が分からない 行き先を入れると歩く道順を画面と音声で案内してくれる
いま自分がどこにいるか分からなくなった 地図の上に自分の現在地が青い印で表示される
家族と外出先で待ち合わせたい 現在地の共有で、お互いの場所が地図で分かる
行き先がどんな場所か不安 ストリートビューで、実際の街の写真を見て下見できる
近くの薬局やトイレのある施設を探したい 「近くの薬局」のように探すと地図に候補が並ぶ

私がスマホ相談の場でこの徒歩ナビをご案内すると、「タクシーのカーナビと同じことが、歩きでもできるのね」と驚かれる方が多いです。そうなんです。車専用と思われがちですが、歩く人のための案内こそ、シニアの毎日に役立ちます。

ステップ2:準備しよう|アプリの確認と「位置情報」の許可

まず、グーグルマップがスマホに入っているか確認しましょう。

  • Android(アンドロイド)の方:多くの機種で最初から入っています。ホーム画面やアプリ一覧で「マップ」または「Google マップ」を探してください。地図に逆さの水滴のような印がついたアイコンが目印です
  • iPhone(アイフォン)の方:最初から入っている「マップ」はApple(アップル)の別のアプリです。グーグルマップを使うには、App Store(アップストア)で「グーグルマップ」と検索して、無料の「Google マップ」を入れてください

初めて開くと、「位置情報の使用を許可しますか」と聞かれます。ここで「アプリの使用中のみ許可」を選びましょう。位置情報(GPS。自分の場所をスマホが知るための仕組み)を許可しないと、現在地が表示されず、道案内が使えません。

アプリを開いて、地図の上に青い丸い印が出ていれば準備完了です。この青い印が「いまの自分の場所」です。表示がおかしいときは、画面のすみにあるまと(的)のようなマークを押すと、現在地に戻れます。

ステップ3:行き先を調べる|文字でも、声でも探せる

行き先の調べ方は2つあります。

やり方1:文字で探す

  1. 画面上(機種によっては下)の「ここで検索」という欄を押します
  2. 行き先の名前を入れます。「〇〇公民館」「〇〇郵便局」のような施設名でも、住所でもかまいません
  3. 候補が並ぶので、目的の場所を押します

やり方2:声で探す

検索の欄にあるマイクのしるしを押して、「〇〇公民館」と話しかけるだけでも探せます。文字を打つのが苦手な方は、こちらの方がずっと楽です。声での入力にまだ慣れていない方は、音声入力で文字を打つ方法の記事で基本から練習できます。

場所を選ぶと、営業時間や電話番号なども一緒に表示されます。お店や施設に行く日は、この画面で「営業中かどうか」をひと目確認しておくと、着いたらお休みだった、というがっかりを減らせます。

ステップ4:徒歩ナビで歩く|「経路」→「歩く人のマーク」→「開始」

いよいよ本題の道案内です。Googleの公式ヘルプで案内されている流れは、「場所を選ぶ → 経路を押す → 移動手段を選ぶ → 開始を押す」という順番です。

  1. 行き先を表示したら、「経路」というボタンを押します
  2. 画面の上の方に、車・電車・歩く人などのマークが並びます。ここで必ず歩く人のマーク(徒歩)を押します
  3. 地図に歩く道すじが線で表示され、「何分かかるか」も出ます
  4. 開始」(ナビ開始)を押すと、道案内が始まります
  5. あとは案内にそって歩くだけ。「まもなく右方向です」のように、曲がり角を音声でも教えてくれます

音声が聞こえないときは、スマホ本体の音量ボタンで音を大きくしてみてください。公式ヘルプによると、案内の音量はナビの設定から「小・標準・大」で変えることもできます。

ご一緒したシニアの方で、「いつも娘に車で送ってもらっていた集会所に、初めて一人で歩いて行けた」と嬉しそうに話してくださった方がいました。道に迷う不安が減ると、行動の範囲は自然と広がります。まずは、よく知っている近所の道で一度ナビを試して、案内の声や画面に慣れておくのがおすすめです。

電車やバスを使う遠出のときは、同じ「経路」の画面で電車のマークを選ぶと乗り換えも調べられます。くわしくは電車・バスの乗り換えをやさしく調べる記事をどうぞ。

ステップ5:家族と「現在地の共有」|待ち合わせと見守りに

グーグルマップには、自分の現在地を、自分で選んだ相手にだけ知らせる「現在地の共有」という機能があります。Googleの公式ヘルプによると、この機能は最初はオフになっていて、自分で相手を選んでオンにする仕組みです。使うにはGoogleアカウント(Googleの会員登録。無料)が必要です。

役立つのは、こんな場面です。

  • 待ち合わせ:お盆やお彼岸に、駅や霊園の入り口で家族と落ち合うとき。「いまどこ?」の電話を何度もかけ合わずにすみます
  • お出かけの安心:「散歩に出るときだけ共有をオンにする」と決めておけば、離れて暮らすご家族も安心です

おおまかな手順は次のとおりです(画面の言葉は、機種やアプリの更新で少し変わることがあります)。

  1. グーグルマップの画面右上にある、自分の丸い印(プロフィール)を押します
  2. 現在地の共有」を選びます
  3. 「新たに共有」などのボタンから、共有する時間(1時間だけ、など)と相手を選びます

大事なのは、この機能はいつでも自分でやめられるということ。同じ画面から共有を停止できます。「ずっと居場所が知られるのは気が進まない」という方は、お出かけのときだけオンにする使い方で十分です。逆に、知らない相手と共有する必要はまったくありません。共有相手は家族など、よく知っている人だけにしましょう。

ステップ6:ストリートビューとオフラインマップ|不安を先回りで消す

道案内に慣れてきたら、あわせて覚えておくと安心な機能を2つご紹介します。

その1:ストリートビューで行き先を「下見」する

ストリートビューは、実際の道や建物の写真を、その場に立っているように見られる機能です。地図で目的地を長押ししてピン(印)を立て、画面に出る街の写真を押すと見られます。「病院の入り口はどんな見た目か」「曲がり角に何があるか」を前の日に見ておくと、当日の不安がぐっと減ります。初めての場所が苦手な方にこそおすすめです。

その2:オフラインマップで「電波なし」に備える

山あいの霊園や旅先など、電波が心配な場所に行くときは、「オフラインマップ」が備えになります。これは、地図をあらかじめスマホの中に保存しておく機能で、Googleの公式ヘルプでも、電波がない場所での使い方として案内されています。プロフィールの印を押して「オフラインマップ」を選ぶと、保存する範囲を決めてダウンロードできます。

ひとつ正直にお伝えすると、公式ヘルプによれば、オフラインで使えるのは地図の表示と車の経路案内が中心で、徒歩や電車の経路案内はオフラインでは表示できません。それでも「地図と自分の現在地が見える」だけで、電波のない場所での心細さは大きく違います。あくまで備えとして覚えておいてください。

ステップ7:迷ったらAIに聞く|ChatGPT・Geminiへの指示文5つ

「ボタンの場所が分からない」「用語の意味が分からない」——そんなときは、ChatGPTやGeminiのようなAIに操作を教わるのが近道です。人に何度聞いても嫌な顔をしないのが、AIのいちばん良いところです。そのまま使える指示文(プロンプト。AIへのお願いの言葉)を5つご用意しました。

指示文1(操作を1つずつ教わる):「スマホのグーグルマップで、自宅から〇〇公民館まで歩いて行く道を調べたいです。どのボタンを押せばよいか、1つずつ順番に、やさしい言葉で教えてください。分からないところがあったら、先に進む前に私に質問してください。」

指示文2(音声案内が聞こえない):「グーグルマップの徒歩ナビの音声案内が聞こえません。考えられる原因を、確認しやすい順に3つ教えてください。1つずつ確認したいので、まず1つ目だけお願いします。」

指示文3(散歩コースの相談):「70代です。1時間ほどの散歩コースを考えています。坂道が少なく、途中で休める場所があるコースの選び方と、グーグルマップで確認するとよい点を教えてください。仮定した点は”仮定”と明記してください。」

指示文4(現在地の共有って何?):「家族から『グーグルマップで現在地の共有をして』と頼まれました。何ができる機能なのか、良い点と気をつける点を、むずかしい言葉を使わずに教えてください。」

指示文5(お墓参りの段取り):「お彼岸に家族とお墓参りに行きます。駅で集合してから霊園まで歩く段取りを、グーグルマップの使い方も含めて順番に教えてください。不足している情報があれば、最初に質問してから作業を開始してください。」

ChatGPTをまだ使ったことがない方は、高齢者のためのChatGPT入門から始めると迷いません。Androidのスマホに入っているGoogleのAI「Gemini」の始め方はシニアのGemini入門で説明しています。

【要注意】よくある失敗パターンと直し方

グーグルマップでつまずきやすいポイントを4つ、先回りでお伝えします。

失敗1:移動手段が「車」のままで、遠回りの道を案内される

❌ 経路を出したあと、そのまま「開始」を押して歩き出す
⭕ 開始の前に、歩く人のマーク(徒歩)が選ばれているかを必ず確認しましょう。車のままだと、一方通行を避けた車用の道順になり、歩きでは遠回りになることがあります。スマホ相談の場でも、「なんだか遠い道を案内された」という方の画面を見せていただくと、たいてい車のマークのままでした。

失敗2:位置情報がオフで、現在地がとんちんかんな場所に出る

❌ 「現在地がズレている。壊れた」とあきらめる
⭕ まず、スマホの位置情報(GPS)がオンになっているかを確認しましょう。建物の中や高いビルのそばでは、電波の具合で現在地が少しズレることもあります。外の開けた場所で少し待つと直ることが多いです。

失敗3:画面を見つめたまま歩いてしまう

❌ ナビ中、スマホの画面をずっと見ながら歩く
⭕ これがいちばん危険です。音声案内にまかせて、画面は立ち止まって確認しましょう。イヤホンで両耳をふさぐのも、車や自転車の音が聞こえなくなるのでおすすめしません。歩きスマホは転倒のもとです。確認は道のはしに寄って、立ち止まってから。

失敗4:帰り道の分の電池が残っていない

❌ ナビを使いっぱなしで、帰りに電池切れ
⭕ ナビは画面と位置情報を使い続けるので、ふだんより電池が減りやすくなります。お出かけ前に充電を満タンにし、長時間の外出なら予備の電池(モバイルバッテリー)があると安心です。目的地に着いたら、ナビを終了しておくのも電池の節約になります。

よくある質問(FAQ)

グーグルマップは無料ですか?

無料です。アプリを入れるのにも、道案内や現在地の共有を使うのにも料金はかかりません。かかるのは、ふだんのスマホ利用と同じデータ通信量だけです。

徒歩でも音声で案内してくれますか?

案内してくれます。Googleの公式ヘルプにも、ナビ中は曲がる位置などが音声でも案内されると説明されています。聞こえないときは本体の音量を上げ、それでも聞こえないときはナビの設定で案内の音量(小・標準・大)を確認してください。

現在地の共有は危なくないですか?

共有する相手を自分で選び、いつでも自分で停止できる仕組みです。Googleの公式ヘルプによると、この機能は最初からオンになっているものではなく、自分で設定して初めて使われます。家族などよく知っている相手だけに共有し、不要になったら停止する、という使い方を守れば、待ち合わせや見守りの心強い味方になります。

電波がない場所でも使えますか?

あらかじめ「オフラインマップ」で地図を保存しておけば、電波がなくても地図の表示や車の経路案内は使えます。ただし公式ヘルプによると、徒歩や電車の経路案内はオフラインでは表示できません。電波が心配な場所へ行く前に、その地域の地図を保存しておくのがおすすめです。

パソコンでも使えますか?

使えます。パソコンのインターネット(ブラウザ)で「グーグルマップ」を開けば、大きな画面で地図や経路を調べられます。出かける前にパソコンの大きな画面で道を確認し、当日はスマホのナビを使う、という組み合わせもおすすめです。

まとめ:今日から始める3つのアクション

グーグルマップの徒歩ナビは、「知らない場所へ行く不安」を小さくしてくれる、シニアの外出の味方です。最後に、今日やることを3つにまとめます。

  1. 青い印を確認する——グーグルマップを開いて、自分の現在地(青い丸)が出るか見てみる。iPhoneの方はまず無料アプリを入れる(5分)
  2. 知っている道でナビを試す——自宅から近所のお店まで、徒歩ナビで一度歩いてみる。知っている道なら、迷う心配なく操作に慣れられます(15分)
  3. 家族に「現在地の共有」の話をする——次の帰省や電話のときに、「待ち合わせで使ってみない?」と話してみましょう。設定はご家族と一緒にやるのが確実です(5分)

次回は、スマホを外出先でもっと役立てる使い方を、さらにくわしくご紹介する予定です。どうぞお楽しみに。

この記事を書いた人
佐藤傑(さとう・すぐる)。株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援を手がけ、シニア向けのAI・スマホ活用の発信も行う。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載7回執筆。

参考・出典

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