この記事でわかること
ChatGPTを使えば、ゴルフの「また始めたい」「孫と一緒に回りたい」という気持ちを、無理なく準備に変えられます。
- ルール確認・持ち物準備・コース選びの3シーンでChatGPTが役立つ
- プロンプト(AIへの指示文)例を5本以上そのまま使える
- 足腰の運動・熱中症対策・家族との交流の3つの効果も期待できる
対象読者:ゴルフの経験があるシニア本人、または親・祖父母と一緒にラウンドしたい子・孫世代
今日やること:この記事の「ステップ1」から順に試して、まず1つのプロンプトをChatGPTに聞いてみましょう。
「若いころは月1回、仲間とラウンドを回っていたけれど、ここ数年は誘いを断ってばかりで……」
「孫が『じいじ、今度ゴルフ連れてって』と言ってくれたけれど、最近のルールやマナーを正確に説明できるか自信がなくて」
そんなお悩みを持つシニアのかたが、近ごろ増えています。実は、スマートフォンで使えるAI(人工知能)「ChatGPT(チャットジーピーティー)」があれば、ルール確認から持ち物準備、コース選びの相談まで、いつでもマイペースにゴルフの準備を進めることができるんです。
この記事では、ゴルフの再入門・継続をサポートするChatGPTの使い方を7つのステップで解説します。むずかしいことはありません。まずは読んで、1問だけ試してみてください。
ゴルフがシニアに人気なのはなぜ?3つの理由
理由1:芝の上を歩くので足腰にやさしい運動になる
ゴルフ用品店やゴルフ場運営会社の解説記事などでは、1ラウンド(18ホール)を歩くと8〜10km、歩数にして1万3千〜1万5千歩程度になるといわれています。芝生がクッションになるため、アスファルトの上を歩くより膝への負担が少ないともいわれています。数字はコースや歩き方によって変わりますが、「気づけば結構歩いていた」という運動量が、無理なく体を動かす習慣づくりに向いています。
理由2:何歳からでも自分のペースで再開できる
公益財団法人日本生産性本部の「レジャー白書2025」(2025年7月公表)によると、ゴルフ(コース)実施率は年代によって傾向が異なり、70歳以上の実施率は2000年ごろの0.5%から近年は1割前後まで伸び、その後も維持しています。20〜50代の実施率が減る一方で、60代は横ばい、70歳以上は増加傾向にあるとされ、シニア層がゴルフ人口の中で大きな割合を占めていることがわかります。スコアを気にせず、自分のペースで再開・継続しやすいスポーツだといえます。
理由3:家族・仲間との交流のきっかけになる
「昔の仲間とまた回りたい」「孫や息子・娘と一緒にラウンドしたい」という声もよく聞きます。ChatGPTは、そのきっかけをつくる準備のためにも役立ちます。
そもそもChatGPTって何?3分でわかる基本
ChatGPT(チャットジーピーティー)は、アメリカのOpenAI(オープンエーアイ)という会社が開発したAI(人工知能)です。スマートフォンやパソコンから、まるで人間と会話するように質問を投げかけると、わかりやすく答えてくれます。
むずかしい操作は不要です。スマートフォンで「ChatGPT」と検索して、無料のアカウント登録をするだけで今日から使えます。
こんなことを聞けます(ゴルフの例)
- 「ゴルフのハンディキャップって何か、初心者にわかりやすく教えてください」
- 「ラウンドに必要な持ち物を、忘れやすいものも含めてリストにしてください」
- 「暑い季節にゴルフをするときの水分補給の目安を教えてください」
【ステップ1】ゴルフのルール・マナーをChatGPTで確認する
「ルールはなんとなく覚えているけれど、最近変わった部分がないか不安……」。そんなとき、ChatGPTに聞くのが一番です。ゴルフ雑誌を読み返すより気軽で、何度でも聞き直せます。
プロンプト例1(ハンディキャップの基本確認)
「ゴルフのハンディキャップとは何か、60代の初心者にわかりやすく教えてください。難しい言葉は使わず、ゆっくり説明してください」
プロンプト例2(マナーの再確認)
「ゴルフ場での基本的なマナーを、久しぶりにラウンドする70代の人向けに、忘れがちなポイントを中心にまとめてください」
佐藤(筆者)の体験メモ:あるシニアのかたが「グリーン上でのマナーは覚えているけれど、カート道のルールが最近変わった気がして不安」とおっしゃっていて、ChatGPTに何度も質問しながら確認されていました。本や雑誌のように順番に読む必要はなく、「どこがわからないか」を素直に話しかけるだけで、そこだけ丁寧に答えてくれます。ただし、コース独自のローカルルールは公式に確認が必要です。
【ステップ2】ラウンド前の持ち物・服装をChatGPTでチェックする
「あれを忘れた、これを忘れた」というのはゴルフのラウンドあるあるです。ChatGPTに聞けば、季節や天候に合わせた持ち物リストをその場で作ってもらえます。
プロンプト例3(持ち物リスト作成)
「真夏の早朝スタートでゴルフに行きます。70代の女性が忘れがちな持ち物を、着替え・日焼け対策・水分補給グッズも含めてリストにしてください」
服装のドレスコードについても「訪問予定のコースの一般的なドレスコードを教えてください」と聞けば、大まかな目安を教えてくれます。ただし、コースごとに細かいルールが異なるため、最終確認はゴルフ場の公式サイトや予約時の案内で行いましょう。
【ステップ3】コース選び・予約の相談をChatGPTにする
「どのコースが歩きやすいか」「初心者や久しぶりの人でも回りやすいコースはどこか」といった相談も、ChatGPTが探し方のヒントをくれます。
プロンプト例4(コース探しの相談)
「関東近郊で、アップダウンが少なくカートに乗れるゴルフ場を探すには、どんなキーワードで検索すればいいか教えてください。70代の親と一緒に行く予定です」
ChatGPTは具体的なコース名をリアルタイムで検索できるわけではありませんが、「歩行距離が短めのコースを探すコツ」「予約サイトでの絞り込み方」など、探し方のヒントを教えてくれます。実際の予約・最新の空き状況は、ゴルフ場の公式サイトや予約サイトで確認しましょう。
【ステップ4】孫や家族と一緒に回るときの準備をChatGPTで
「孫にゴルフを教えたいけれど、どう説明したらいいかわからない」というかたにも、ChatGPTが役立ちます。初心者向けのやさしい説明を作ってもらえるんです。
プロンプト例5(孫向けの説明文を作成)
「高校生の孫と一緒に初めてゴルフの打ちっぱなしに行きます。グリップの握り方と構え方を、子どもが理解できるやさしい言葉で説明してください。具体的な例え話があると助かります」
エピソード:あるおばあさんが「息子と一緒にラウンドしたいけれど、最近のルールに自信がなかった」と話してくれました。ChatGPTで確認しながら準備をしたら、「お母さんが思ったよりルールに詳しくて驚いた」と息子さんに喜ばれたそうです。
【ステップ5】スコアの記録・振り返りをChatGPTで楽しむ
ラウンドが終わったあと、「あのホールはどうすればよかったか」を振り返るのも、ゴルフの楽しみ方のひとつです。
プロンプト例6(ラウンドの振り返り)
「今日のラウンドで、5番ホールのバンカーから3打も使ってしまいました。次回同じような状況になったとき、初心者向けにどんな考え方をすればいいか教えてください」
スコアの表計算までしてもらう必要はありません。「こんな場面で、こんな結果だった」と伝えるだけで、次への考え方を一緒に整理してもらえます。
【ステップ6】暑い季節も安心して楽しむための工夫
ゴルフは屋外で長時間過ごすスポーツなので、夏場は熱中症への注意が欠かせません。ChatGPTに「今日の体調と気温を伝えて、休憩のタイミングを相談する」といった使い方もおすすめです。
プロンプト例7(暑さ対策の相談)
「真夏の午前中にゴルフを予定しています。70代がラウンド中に無理をしないための水分補給・休憩の目安を、一般的な注意点として教えてください」
暑さ対策の基本的な考え方や具体的なチェックポイントは、当サイトのシニアの熱中症をChatGPTで予防|夏の健康管理7チェックでも詳しく解説しています。ラウンド後に疲れが残りやすいかたは、シニアの夏バテ対策をChatGPTで|食事・睡眠・元気回復7ステップもあわせてご覧ください。なお、体調に不安がある場合や持病がある場合は、事前に主治医に相談することをおすすめします。
【ステップ7】よくある失敗パターンと対策
❌ 失敗1:「久しぶりだから」と準備なしでいきなり回る
長く休んでいた後にいきなりフルラウンドすると、足腰への負担が大きくなりがちです。
⭕ 対策:「久しぶりにゴルフを再開する70代向けに、体を慣らすための練習の進め方を教えてください」とChatGPTに相談し、打ちっぱなしや軽いストレッチから始めましょう。足腰の準備運動は転倒予防の足腰づくりをChatGPTで|つまずかない毎日へも参考になります。
❌ 失敗2:「ルールの細かい部分をChatGPTだけで判断する」
ChatGPTは一般的なルールの解説は得意ですが、コース独自のローカルルールや、その日その場の状況までは把握できません。
⭕ 対策:「公式ルールと違う気がするな」と思ったら、日本ゴルフ協会(jga.or.jp)や、プレー予定のゴルフ場の公式案内で確認しましょう。
❌ 失敗3:「一度に全部を覚えようとする」
「ゴルフのルールをすべて一気に教えてください」と聞くと、情報が多すぎて混乱することがあります。
⭕ 対策:「今日はバンカーからの打ち方だけ教えてください」のように、一度に一つのテーマに絞るのがおすすめです。
❌ 失敗4:「暑さや疲れを我慢してプレーを続ける」
「せっかく予約したから」と無理を続けると、熱中症や転倒のリスクが高まります。
⭕ 対策:体調に違和感を覚えたら、無理をせず休憩や中断を選びましょう。持病があるかたは、ラウンド前に主治医へ相談しておくと安心です。
参考リンク・Tier 1ソース
- JGA 日本ゴルフ協会 ハンディキャップの使い方(jga.or.jp) — ハンディキャップ制度の公式解説
- 公益財団法人日本生産性本部「レジャー白書2025」速報版(jpc-net.jp) — 年代別ゴルフ実施率データ(2025年7月公表)
- 笹川スポーツ財団 ゴルフ人口調査(ssf.or.jp) — 国内ゴルフ実施人口の調査データ
まとめ:7ステップで今日からゴルフを楽しみましょう
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | ルール・マナーをChatGPTで確認する |
| 2 | ラウンド前の持ち物・服装をチェックする |
| 3 | コース選び・予約の相談をする |
| 4 | 孫や家族と回るときの準備をする |
| 5 | スコアの記録・振り返りを楽しむ |
| 6 | 暑い季節の体調管理を工夫する |
| 7 | よくある失敗パターンを知っておく |
「また仲間とラウンドしたいけれど自信がない」「孫と一緒に回りたいけれど説明できるか不安」そんな気持ちを、ChatGPTがやさしく後押ししてくれます。スマートフォンひとつで、今日から準備を始められますよ。
もっと詳しく知りたいかたは、以下の関連記事もご覧ください。
よくある質問(Q&A)
- Q. ChatGPTは無料で使えますか?
- はい、基本的な機能は無料で使えます。スマートフォンやパソコンでアカウントを作るだけで今日から利用できます。
- Q. ゴルフのルールをゼロから教えてもらえますか?
- はい、「まったくの初心者に教えるように」と伝えれば、やさしい言葉で説明してくれます。ただし、コース独自のローカルルールは公式案内で確認しましょう。
- Q. ChatGPTに自分のスイングを見てもらえますか?
- 文章でのやり取りが基本のため、スイングそのものを直接見て判断することはできません。「こんな状態で、こう感じた」と言葉で伝えると、一般的な考え方のヒントを教えてくれます。フォームの細かい確認はゴルフスクールのレッスンプロに相談するのがおすすめです。
- Q. 何歳からでも始められますか?
- レジャー白書等の調査でも70歳以上の実施率は増加傾向にあるとされ、年齢を問わず始めやすいスポーツです。ただし、持病がある場合や体力に不安がある場合は、事前に主治医に相談してから始めましょう。
- Q. スマートフォンの操作が不安です
- お子さんやお孫さんに最初のセットアップを手伝ってもらうのがおすすめです。一度設定すれば、あとは話しかけるだけで使えます。
著者プロフィール
佐藤傑(さとう・すぐる)
株式会社Uravation代表取締役。X(@SuguruKun_ai)フォロワー約10万人。100社以上の企業向けAI研修・導入支援。著書『AIエージェント仕事術』(SBクリエイティブ)。SoftBank IT連載7回執筆。シニアのかたが安心してAIと付き合えるよう、やさしい言葉での解説にこだわっています。
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次回予告:「シニアの盆踊り・夏祭りをChatGPTで楽しむ」を近日公開予定です。